2021年1月の抄読会
本日は学部生の中山さんに発表してもらいました。少年野球の肘内側部痛についてです。

さっそく結論ですが、投球速度が上がれば肘内側部痛のリスクが上がるということです。投球数については調査はされておりませんが、練習日数も肘内側部痛と関係があるようです。

具体的なデータですが、投球速度が早い群ではオッズ比が3.0となっています。


面白いことに、投球とは反対側のハムストリングでタイトネスの高い傾向がみられたということです。肘の外側部痛に比べると内側部痛は簡単に考えてしまいがちですが、肘だけでなく身体全体のチェックも必要ですね。
中山さん、わかりやすくまとめてもらいありがとうございました!