ランニング障害について

ランナーには様々な傷害が伴います。疲労骨折、シンスプリント、腸脛靭帯炎、アキレス腱炎 …。足部〜下腿に存在する筋肉を意識的に鍛えることで、これらの障害を予防できるという論文が発表されました。『Foot Core Training to Prevent Running-Related Injuries :A Survival Analysis of a Single-Blind,Randomized Controlled Trial(The American Journal of Sports Medicine、2020年)

上図のInterventionが主に足内在筋のトレーニングを行った群です。コントロール群と比べて傷害の発生率が抑えられています。ただし、傷害の予防には4〜8ヶ月以上継続的にトレーニングする必要があることがわかりました.現在、われわれは疲労骨折の発生と足内在筋の関係を調べようとしています。今回の論文は研究デザインも含めて大変参考となる内容でした。

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