スラックライン

スポーツ障害の予防法で代表的なものにFIFA11+があります。これは国際サッカー連盟スポーツ医学委員会が作成したサッカー選手向けのケガ予防ウォームアッププログラムです。FIFA11+には股関節の可動域訓練、体幹トレーニング、バランス訓練、下肢のアライメント矯正などが含まれており、前十字靭帯断裂や足関節捻挫に対して予防効果があることが報告されています。(画像引用先:https://www.jfa.jp/medical/11plus.html)

問題なのはアスリートがそのトレーニングに飽きてしまうことです。そこでFIFA11+に劣らない効果を持ち、かつ面白くて続けられそうなのがSlacklineです。(画像引用先:www.gibbon.co.jp)

スラックラインの効果を調べた論文がこちらです。ゼミで西本くんが紹介してくれました。

Could Slackline Training Complement the FIFA 11+ Programme Regarding Training of Neuromuscular Control? European Journal of Sport Science (2017) TOBIAS JAGER et . al.

簡単に結果を紹介します。動的バランス能力と静的バランス能力に対してFIFA11+(F-STAB群)とSlackline(SLT群)はどちらも効果あり。上の図に示すように動的バランス能力(MFT-S3)ではFIFA11+(F-STAB群)よりSlackline(SLT群)の方で有意に改善していました。スラックライン、怪我をしないようにうまく活用すればスポーツ障害予防につながる可能性がありそうです。

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