スポーツと変形性膝関節症

昨年の話になりますが、テニスをされている中年の方で、膝の外側が痛む方がたまたま二人続きましたので紹介いたします。一人の方はかなり痛みが強く、腸脛靭帯炎の診断で経過見られていたそうです。もう一人の方はたまに痛むということでそれほど生活に支障はないようでした。立位で膝のレントゲンを撮影すると二人とも関節の隙間が狭くなっていました。変形性膝関節症ですね。一人の方はハードに練習されており、今後痛みが引かないようなら手術を検討されています。骨切り術を専門にしているDrに紹介し、手術予定となっています。本人の納得のいくレベルまで復帰して欲しいものです。最近話題のPRP(多血小板血漿)療法もありますが、高額な上、活動性の高い人への効果がどの程度のものかはよくわかりません。

Follow me!

前の記事

高校での講演会

次の記事

綺麗に歩く、走る